カラメロコアラはオーストラリアとイギリスを中心に広く知られている、特に子供に人気で定番の有名チョコレートです。カラメロコアラが知られるようになったのは1966年のことで、オーストラリアでは動物をモチーフにした初めての大量生産菓子とされています。
特徴としてはキャラメル入りのチョコレートで、コアラのキャラクターの形になっている点が挙げられます。キャンディのような感覚で長く楽しめますから、子供達のお気に入りで安定した人気を誇るのも頷けます。ちなみにキャラクターはジョージという名前で、関連する広告資料で確認することができます。オーストラリアにおける人気の高さは本物で、その数は毎年5000万頭にもなります。
一番売れているのは、パッケージにカエルが描かれたフレドフロッグで、販売数でいえば二番手です。しかしフレドフロッグは1930年に登場と更に歴史が古いですから、後発は二番手に位置するだけでも十分に凄いです。余談ですが、どちらも製造を手掛けているのはCadburyというメーカーなので、Cadburyは国民的な子供向けのお菓子を少なくとも2つを有していることになります。
カラメロコアラの由来は勿論、コアラの形のチョコレートにキャラメルが入っていることにあります。オーストラリアには、日本でも知られる有名チョコレートのブランドがいくつもあるので、もはや国民全体がチョコレート依存の国と言っても過言ではないでしょう。一口食べると、日本のチョコレートと比べて明らかに甘い味つけなことから、1個で十分と感じてしまいがちです。ところが、食べ慣れると甘さの感覚が麻痺するからか、気がつけば2個3個と口にしていることがあります。
その為、口にする時は食べ過ぎやチョコレート依存に注意ですが、一度味わってみる価値は十分にあるといえます。このオーストラリアを代表する有名チョコレートは、チョコレートもキャラメルも味つけが絶妙です。温度にもよりますが、キャラメルは柔らかめで吸い出せるほどですから、キャンディのように溶けるのを待つだけでなく、吸って食べることもできます。あまり上品な食べ方とはいえませんが、元々子供向けのお菓子なわけですから、楽しみ方は人それぞれで自由です。日本では輸入商品を扱うお店や通販で取り扱いがありますから、現地に出向かなくても入手することは可能です。カエルのフレドフロッグはミルク入りなので、食べ比べて楽しむのもありでしょう。