グァバは薄緑色や黄色の果実であり、種ごと生食できるフルーツです。春頃には白い花が咲くことでも知られており、世界の熱帯地域で広く栽培されているものだと言えます。日本ではジュースにされたものやジャムに加工されたものを見かけることが多いでしょう。果実が食べられるだけではなく、タンニンという成分が多く含まれる葉は健康茶に使用されることも多いです。グァバの起源は紀元前800年のインカにまで遡る必要があるとされており、かなり古い時代からあったことが分かります。
ラテン・アメリカのコスタリカ(Costa rica)でもたくさん栽培されており、ここで採れるものも絶品であることで有名です。コスタリカ産のものを材料としたスイーツには、グァバゼリーキャンディーがあります。現地でも愛されているスイーツの1つであることを知っておくと良いでしょう。ゼリーの中にカットされたフルーツが入っており、キャンディーのように包まれたゼリーの見た目はキラキラとした宝石のようです。味はこの果実のサッパリ感とゼリーの甘みが上手くマッチしていて、いくつでも食べたくなるような味だと言えるでしょう。コスタリカでも、子供から大人まで広く愛されているスイーツです。
このフルーツを使用したゼリーキャンディーはスイーツを取り扱っているお店で販売されていることもありますが、自分でつくることもできます。コスタリカ産のグァバと寒天パウダー、レモン汁を購入すればつくることが可能です。水と寒天パウダーを火にかけて溶かした後に砂糖を入れ、製氷皿などに敷いたラップの上に溶かした寒天液を流し込みます。その上からカットしておいた果実をトッピングして口を縛り、製氷皿などの型に入れたまま冷やせば完成です。砂糖の代わりにジャムを利用しても良いですし、お好みで寒天パウダーとゼラチンを混ぜても美味しいゼリーキャンディーをつくることができます。
サッパリとした甘さのあるスイーツなので、夏の暑い日のデザートや食後に少し甘いものがほしいときにもピッタリだと言えるでしょう。可愛らしい見た目なので自分で食べるだけではなく、購入したものをお土産にしたり、つくったものをプレゼントしたりすることもおすすめだと言えます。日本ではカップに入ったフルーツゼリーのほうが広く知られていますが、南国の雰囲気が感じられるグァバゼリーキャンディーも美味しくて素敵なものであることを知っておくと良いでしょう。