キャンディーといえばお店で購入するものというイメージを持っている人も多いものですが、実は作り方さえ押さえておけば自宅でも簡単に作ることができます。初めて作る場合には難しいように思われるかも知れませんが、手順通りに作ろうとすればオリジナルキャンディを作ることはそれほど難しいことではありません。ここでは口に入れるとシュワシュワとしたサイダーのような感触が楽しめ、暑い季節でも美味しく食べることができる、さっぱりとした酸味がある飴のレシピをご紹介します。
まず作り始める前に材料を用意しておきましょう。必要なものはグラニュー糖12グラムに対して水飴小さじ1杯、それから少量のかき氷シロップ、さらに重曹小さじ4分の1と同量のクエン酸です。クエン酸といえばレモンをはじめとした柑橘類や梅干しに含まれている酸味のある成分で、これが酸っぱいキャンディーを作る時にはポイントとなります。疲労回復にも役立つ成分なので、疲れた時にも美味しくいただけます。またサイダーのようなシュワシュワする飴をつくるときには、重曹を使うのもポイントです。もちろんキャンディーに使うときには食品用の重曹を用意しましょう。
まずフライパンに重曹とクエン酸以外の材料を入れて、中火にかけグラニュー糖を溶かします。暫らく火にかけてると次第にとろみが付いてきて、粘度が高くなってくるのが分かるはずです。次第に飴らしくなってきますが、ここでは焦がさないようにするのがポイントです。飴が焦げてくると、黄色っぽいような色がついてしまいます。ここであえて焦がすことでべっこう飴になりますが、今回は酸っぱさが特徴的なキャンディーを作るのが目的であるため、焦がさないようにするのが大切です。
十分な粘度になったら、そこにかき氷シロップを色付け程度に少量入れて混ぜます。そして火から降ろしたら、器に移しておきましょう。さらに冷めかけてきたころに重曹とクエン酸を加えてよく混ぜます。そして細長く伸ばして、キッチンバサミで食べやすいサイズにカットして1つずつ丸めます。最後にくっつきにくいようコーンスターチをまぶしたら完成です。
このようにシュワシュワしたサイダーのような酸っぱい味の手作りキャンディーは、簡単に作ることができます。ブルーハワイのかき氷シロップを色付けに使用すると、サイダーらしい色合いで夏にピッタリの爽やかな雰囲気になるのでおすすめです。子どもと一緒に作ってみるのも楽しいのではないでしょうか。